芸能人のダイエットに洗脳されないで!~痩せたい、という現代病~

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なんでそんなに痩せるの?「芸能人のブログ」

過食症に悩む方がどうしても気になるのが、体重そしてカロリー。とにかく「痩せたい」。何かが胃に入っているのが嫌だ。そんな人にとって、お手本にしてしまうのが、「芸能人のブログ」。

他のブログを見ていても、芸能人○○さん、二か月で、マイナス12キロに成功!などと表示されて、方法が知りたく、見てしまうという方も多いはず。

過食症に悩む10代や20代前半の方にとっては、痩せる方法があるんだ!と思われると思います。

しかし、よく内容を読んでみてください。「産後」であることが多くないでしょうか?お腹に赤ちゃんがいると、その分体重が増えるのは当たり前。それに加えて、羊水なども合わせれば、出産する前より、子供が産まれた瞬間に、最低でも赤ちゃんの体重分は減るわけで、母乳で育てていたりすればさらに体重も減っていきます。

つまり、正確に言うと、産後に体重が落ちたということで、ダイエットに成功したわけではないのですね。

それをあたかも通常の人が二か月で10キロ以上痩せたかのように取り上げる・・・そして「特別な事はなにもしていません、スムージーを飲むようにしたくらいです」などと書く。

上の文だけ読むと、あたかもスムージーで10キロ痩せたかのように感じませんか?

でも過食症の人にとっては、もうワラにもすがりたい思いで、スムージーを買ってみる。食べるのも我慢して、スムージー生活にしてみる。確かに体重は少し減った気はするけれど、2週間たっても数キロ、なんで!?食べるのも我慢しているのに、あの人と同じスムージー飲んでるのに、2か月で10キロなんて無理じゃない!

・・・無理なのです。子どもを産んだわけではないので。

とにかく今の芸能人ブログというものは、女の子の憧れのかたまりのようになっています。

私の知り合いで、以前、女性向けの雑誌の編集をされていた方がいらっしゃいます。同じく知り合いの方で、すごく料理が好きで、レシピなどを雑誌に載せてもらいたいなと思っているのだけれど、という話になったところ、実はね、と教えてくれました。

例えば、「料理研究家」という人が出てきて、それはそれは素敵で優雅な生活を送っていらっしゃいますね。

朝は早起きしてゆっくりとコーヒーを入れる、昼は健康に気を使ったお弁当、夜は料理屋さんのような素敵な器に色とりどりの料理。エッセイなんかも書いていたり・・・それに加え大概の方はファッションもお洒落。ヨガやったりとかしてる・・・

なんと、これはすべてプロデュースされたものだというのです!!

必要なのは、まず表に出る「人」この人は特に料理ができなくても構いません。ただ、肩書が重要で、有名な大学の出身だったり(ここはさすがに嘘をつけないので)ご主人の転勤で海外で暮らしたことがある、など、女性が「こんな人ってすてき!」と食いつく人をまず見つけてきます。

あとは、もう、それぞれの専門家の仕事です。ファッションはデザイナーさんが見つけてきてくれた服を着て、お料理はきちんと技術のある人が作ります。エッセイも大抵は編集の人が付けていることが多いそうです。

仕上げは写真ですね。もう見た目は仕上がっているので、その人がコーヒーをいれる写真を撮る、ちょっとした物を切っている料理シーンを撮影する。同じような人を集めて、おうちパーティーぽくシャンパンの乾杯シーンなどを付ければ、もう完成です。

実際のご本人は一体どんな料理を作るのかはよくわかりません。おそらくパーティーなどの際にはどなたかに頼んで作ってもらっているのでしょうか。そういう方はあまりテレビなど、動く媒体に載らないので、雑誌だと余計にイメージが膨らむんですよね。

おそらく、芸能人の方のブログも同じようなものが多いのでしょう。中には本当に料理が好きで、若い頃からずっと作っていたから、毎日でなければ、ブログに載せる日は豪華に、などできる方もいると思います。

しかし、芸能人の人が結婚すると、ほとんどの方が仕事もしているのに、途端にプロ並みに料理がうまくなり、美容にも手を抜かず、すっぴんごめんなさい、てへ☆と投稿したり「結婚前より輝いてる!」というのはなんだか不自然すぎる気がしませんか?

皆さんもアプリなどいろいろ使っていると思うので、(私は怖くて自撮りというものができず・・・オロオロ)どんなふうに加工すると盛れる?というのはご存じだと思います。すっぴんごめんなさい、てへ☆はそのアプリだとして、雑誌の撮影現場では更に進化したソフトを駆使します。

もうそのソフトで加工すれば、肌のきめなどはもちろんのこと、体型さえ自由自在。モデルさんが素足でペタッと立っているシーン、あまり見ないと思います。大抵は高ーいヒールを履いていたり、あとは爪先立ち。結果、加工やポージングによって、スタイルも見た目も格段に良くなる!

まだ皆さんは結婚されていない方も多いと思うので、本格的なスタジオ写真ってなかなか撮ったことは少ないと思います。私は結婚式しない代わりに撮ったのですが、いわゆるメイクさんなどが写真用にお化粧してくれると、そのまま街に出たんじゃ、どこの芸人さんが出てきたのかと思われるほどガーッツリと塗られまして、その頃まだ過食でニキビがひどかったのですが、これも見事に修正されて、仕上がってきたのは、あらー!誰かしらというほどの出来栄え。ついでに主人も修正されて、もはや私達だとわからないレベル・・・あ!なので、結婚式を実際にされる方は、メイクさんに薄目に、と言わないと、歌舞伎の人みたいになっちゃいます><

芸能人のブログやライフスタイル本などを見る際は、「これはプロデュースされたものなのだ」という目で見てみてください。

現代人はみんな「痩せたい」

過食症の人に限らず、もう女の子が口を開くと「太った、ダイエットする」と言うのが決まり文句のようになっています。そういう子に限って、切実に悩んでいるわけれは無くて、過食症の子は隣で自分が過食であることを言えず、「そんなことないんじゃない?」とか声をかけてあげちゃったり。みんな繊細で優しいですから・・・

自分は本当に体重で悩みに悩んでいるのに、もういなくなってしまいたいとまで思っているのに、その子がお昼になると、「やっぱ明日からしよ~♪」なんてケロッとしていると、もう何というか・・・

現代の人は男性女性に限らず、とにかく「脂肪を燃焼」や「痩せられる」という言葉に非常に敏感です。

先日統計で、女性の平均摂取カロリーが戦後すぐ、食糧が少なかった時よりも減っていることが問題になりました。摂取カロリーを減らして、体重を減らすというのは決して間違ったダイエット方法ではありません。

しかし、摂食障害の人のカロリーのとらえ方というのは、普通の人の、一日何カロリーを毎日続ける、食べ過ぎた次の日は控えるというコントロールができなくなってしまっていて、食べてしまったらその日はもうNG、明日は絶食、そういう風にしか考えられなくなってしまう傾向にあると思います。

それなので、カロリーうんぬんというよりも、まずは食べ物を食べるということにたいする罪悪感や恐怖心を無くしていかないと、なかなかカロリー制限や食事制限ででうまくやっていくというのは難しそうです。

一緒に少しずつ、そういう恐怖心を無くしていけたらな、と思います。

では最後に、いいこと探しをしてみようと思います。摂食障害になってしまう人、良い所は何でしょう?

私はこのサイトのメンバーさんや、相談者さんと接してきて思うのは、「みんな優しい。優しいから、溜め込みすぎだよ。」そう思うんです。

「明日からダイエット~♪」という子は、きっといろいろなことに対してもそうで、宿題忘れちゃったーうつさせて!とか、今の彼、ほんとにヤダ!!もう別れる!顔も見たくないと散々泣いたり友達に相談した挙句、一週間後「昨日彼とディズニー行って~」と普通に話すような、いい意味で他人に頼ったり、ストレスを発散させたりするのが上手なのだと思います。

摂食障害の人でそういう子はあまり接したことはなく、みんなその聞き役に回っていて、でも実は自分は彼と別れた後でも相談できていなくて、そういうところに、「やっぱり彼じゃないと♡彼って優しくて~」なんて言われると、グサッと来てしまいますよね。

私は過食症が良くなってから、いい意味で、いい加減になりました。きっと年齢的なこともあるのだと思います。もうミニスカートは履かないし、水着でワイワイすることもない・・・今も寝巻きでこのブログを更新しているわけで・・・

料理も作ります。作らないと主人が倒れちゃうので。ただ、最近暑くて暑くて、火もあまり使いたくないから、ちまたでは「炭水化物ぬき?」が流行っているみたいだけれど、夜遅い時はもう、そうめんとサラダとか、肉類は明日食べればいいかなという感じです。

あと、日常生活も、8割の力で生活するようになりました。何でもかんでも全力投球で完璧目指すと、倒れちゃいます。

「いいかげんになる」もともといい加減の人にはもうちょっとしっかりして、というときもありますが(笑)過食症の人は、もう頑張りすぎです。ちょっとずつ、いいかげんになってみてください。

大学はトップで卒業しなくたって、卒業できればいいんです!私なんて途中でやめちゃってますし、それでもよくわからないけれど、アルバイトとかで生き延びて今にいたりますし、てっぺん目指さなくて大丈夫なんです。

きっと、みなさん、いろいろなことが不安なんだろうなと思います。今のまま大学いけるのか、就職できるのか・・・

ツイッターを見ていると、「性格悪いです」「根性腐ってますから」という文を見ることがありますが、「私って、いい人でしょ?今日もこんなことしてあげたの!」「根っから正直です☆」と書いている人より、ずっと良いと思います。

性格悪いですと書けることって、とても正直だと思うし、(普通は書けないから)その正直なところ、それからみんなに気を使ってしまう性格をうまい方向に使ってほしいなと思いました。

これから顔洗います(笑)そのあとはおそらくまた寝ちゃいます。グーzzz

いい加減でしょ?まったく、自分でも困っちゃいます!(サイトの運営は頑張っているつ・も・・・り・・・)

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