私が過食症から学んだこと

こんにちは。命輝です。
今日は私の過食症の体験談について書きたいと思います。

私は、過食症で13年間苦しんだ経験があり、自力で乗り越え、今は「食」への執着心も全くなくなり健康的な生活をしています。

過食症の経験があったからこそ、「食」の大切さがわかり、心が健康であることがどれ程大切なことか、身に染みてわかります。

私が食に執着するようになったきっかけ

私が「食」に対して執着するようになったのは、さかのぼること小学生の頃からになります。

まだ幼い頃、私は「食物アレルギー」で、卵、肉、魚介類、乳製品など、動物性タンパク質がまったく食べれませんでした。

少しでも食べてしまうと、全身に地図状のじんましんが広がり、痒さでいてもたってもいられない。

母にかゆみを訴え、イライラをぶつける日々でした。

しかし、調子が良いときもありました。

そのときは、大好きな唐揚げやプリン、ケーキなどを食べることができ、本当に至福でした。

でもまたすぐにアレルギーが再発してしまいました。

私には兄が二人います。
隣で美味しそうに唐揚げやお肉を食べている姿を見るのが、本当に苦しかったのを覚えています。

食べ物の美味しさを知っているから、食べられないことが余計に辛い。

たまったイライラを兄にぶつけ、ひどいこともたくさんしました。

過度なダイエットの反動で過食症に。

中学生になった頃には、アレルギーは落ちついてきました。

その頃、新体操部の先輩に憧れ、
「自分もかっこよく、綺麗になりたい!」
そんな希望を持ち新体操部に入部しました。

2年になり、念願の選手として試合に出場することになりましたが、そこで待っていたのは食事制限と体重管理。

試合の前になると、必死で過酷なダイエットをしました。

りんごダイエット
ごまハチミツダイエット
こんにゃくダイエット
豆腐ダイエット
炭酸ダイエット
ダイエットドリンク
ダイエット食品(菓子)
・・・などなど。

それから、高校まで続けました。

高校に入ると、思うように体重が減りませんでした。

インターハイもあり、体重管理はどんどん厳しくなるばかりで、スタジオに体重グラフを貼り出されました。

練習で汗をかいても減らない。
水を飲んでも太る。

食べてないのに痩せないストレスと、先生に怒られる不安と悔しさで食べることが怖くなっていきました。

オフシーズンになると部活をサボり、友達とクレープやパフェを食べに行ったり、男友達と遊ぶことが楽しくなりました。

「もっと痩せて綺麗になりたい!」
「痩せないと可愛くない!!」
「男の子にモテたい!!」

そんな風に思うようになり、ダイエットも過激になっていき、どんどん自分を追い込むようになりました。

大好きなパフェ、ケーキ、
チョコレート、クッキー、
唐揚げ、カレーライス、、、

ひたすら我慢して、気をまぎらわすのに必死でした。

食事もおかずの野菜は食べるけど、お米はほとんど食べない。

あまり好きでもない烏龍茶を飲み、ジュースは我慢。

でも、そんな生活は長くは続きません。

心が悲鳴をあげ、母に八つ当たりをし、ついには、我慢していたチョコレート菓子に手を出しました。

決壊したダムは勢い良く水が流れ出すかのように、家にあったお菓子を、なくなるまで食べ尽くさないと気が済みませんでした。

やめたいけど止まらない。

食べたあと、ものすごい後悔に襲われ、太ってしまう恐怖と焦りで死んでしまいたいくらいでした。

一度壊れてしまったダムは、もう元には戻りませんでした。

それからも、チョコレート、クッキー、菓子パンがやめられなくなりました。

食べても心が満たされることはありませんでした。
残るのは後悔だけで、心が傷ついていきました。

親友の一言がきっかけで過食嘔吐へ

過食が続いていたある日。
親友がこんなことを言ってきました。

「モデルって、お腹にサナダ虫を飼ってるんだって」
「モデルって、食べたあと吐いてるんだって」

そのときはとても驚き、悲観するくらいでした。

でもしばらくすると、親友が言いました。
「私も、食べたあとすごく後悔するから吐いてるよ。」

私の中の何かが弾けました。

それからが、本当の地獄の始まりでした。

吐くことを覚え、親や家族の目を盗んで家中のものを食べ尽くし、足りなければケーキやお菓子を買い込み部屋に籠って食べまくる。

だんだん、「吐くからいいや」という気持ちになり、食べまくることが楽しみになってしまいました。

でも、食べても食べても満たされず、食べることが苦しい。でも止まらない。

最初は順調に吐けていたのに、段々吐き出せなくなりました。

あんなに食べたのに吐けない。

いつも以上の後悔と自分を殺したくなるほど
憎らしくなりました。

吐きダコから血が出て、更に吐きづらい。

どこまでいっても心が満たされることが無い日々

高校を卒業し、口うるさい親から離れ、やっと東京での一人暮らし。

好きなだけ食べれることの嬉しさと解放感が
たまりませんでした。

もう、一日中食べることしか頭になくて、短大もサボりがちになりました。

気分も躁鬱状態がひどくなり、学校の友達のことが怖くなり学校にいけなくなってしまいました。

ついには短大を中退。

それからは、どんどん本当に腐った人間になっていきました。

飲み会、クラブ、遊びに明け暮れ、楽しいことしかしない、苦しいこと、都合の悪いことからは逃げる。
本当に堕落した生活でした。

過食も悪化し、ケーキ、チョコレート、アイス、ラーメン、揚げ物、肉、酒、タバコ、、、

あらゆる欲望に飲まれ、依存して生きていました。

楽しいこと、欲望を満たすことだけしたい。

それにはお金が要りました。

手っ取り早く稼ぐために水商売をしました。

お店でナンバーワンになる月もあるくらい
頑張りました。

綺麗にメイクして髪もアップし、
ドレスやアクセサリーで着飾り、
自分で言うのもなんですが、本当に外見は綺麗でした。

エステやブランドものにお金を使い、外見ばかり気にしていました。

「痩せなきゃ」
「常に綺麗でいなきゃ」

そんな気持ちに追い込まれて、現実とのギャップに苛立ち、孤独になり、、、
過食もエスカレート。

そんな風にして稼いだお金で、物理的欲望を満たしても心が満たされることはありませんでした。

むしろ、
心がすさんでいくことに気付かないふりを
して、自分を騙して生きていました。

誰にも相談できない。

友達に言ったら空気を壊すし、面倒くさがられるだろう。

こんな重い相談、誰にもできないや。

頼れるところは精神科だけ。
いくつもの病院に通いました。

でも、どこも治すお手伝いはしてくれません。

安定剤を処方され、気分を落ち着かせようとするだけ。

でもそんな安定剤を飲んでも、過食が止まるわけではありませんでした。

いつだって、爆弾を抱えていて、それがいつ爆発するかわからない状態。

でももう薬がないと不安で仕方ないから飲み続けるしか救いはなかった。

私は、何年も薬を飲み続けた結果、目に障害が残りました。

光に弱く、極度な眼精疲労、ドライアイ、様々な症状で、普通に生活してても目を開けてるのが辛い。
今でもとても苦しんでいます。

私の過食症生活は、
出口の見えない闇でした。
きっと皆さんも同じだと思います。

生きる希望がなかった。

精神不安定で、対人恐怖症、人間不信、アルコールがないと人と話せない。

一人でいるのが楽。
友達と遊ぶのは楽しいけど、本当の自分を隠してたもう一人の自分。
心が分離していました。

それと過食しても吐き出せない苦しさ。

なんとか強引に吐こうとして、棒を突っ込むようになりました。
それでも全然吐き出せない。

顔中に斑点状の鬱血が残り、
リンパが腫れて顔も目もパンパン、
ブクブクと醜く太っていく自分の姿。

外見綺麗になりたくて過食症になったのにこんなはずじゃなかった。

外見も心も醜くなり、
「もう死んでやりたい。こんなのいやだ。」

吐けなくて醜くなっていく自分に我慢ができなかった。

「もう食べても吐けないのか」

徐々に過食が減り、衝動も抑えられるようになっていきました。

発症してから13年経った今に思うこと

発症してから13年。

本当に長かった。

私にとって、
過食の原因は「外見的な美」にとらわれてしまったこと。

しかし、その奥にある本当の原因は
「愛されたい」
という気持ちからきていることがわかりました。

両親からの愛情、友達との強い友情。

本当は、小さい頃から寂しかったんだ。

ありのままの私を誰かに愛してもらいたかったけど、それが満たされていなかった。

だから愛されようと必死で外見を取り繕っていただけでした。

自分が綺麗でかわいかったら、
親も私を見てくれるし、友達も慕ってくれる、男性からも愛される。

そう信じていました。

でもそんなのは全然間違っていました。

親の愛情を見ようとしていないだけだったし、私の目指していたのは「本当に美しい人」ではなく「造られた美」でしかありませんでした。

「造られた美」「醜い心」はすぐ見透かされます。

近づいてくる人はうさんくさいひとばかりで、本当に信用できる人ではなかった。
外見しか見ない人達しか集まってきました。

本当に愛してくれる友達も恋人も
いなかった。

お蔭で神様が私に大切なことを教えてくれました。

「人の痛みや苦しみがわかる、心の美しい人になりなさい」と。

それが本当に美しい人なんだと思います。

あのとき、吐けなくて醜くなっていったことが私の救いでした。

私の体験を読んでくださった方へ

皆さんの過食症の本当の原因はなんなのでしょうか。

どんな感情がそうさせているのでしょうか。

過食をすることで、埋めようとしている心の穴はなんなのでしょうか。

答えは皆さんの心の奥にきっとあると思います。

少しでも、
その苦しみから解放されるように、私もお手伝いができたら嬉しいです。

心も体も健やかになって、あなたしか持ってない本当の輝きを磨いていけるよう、心から祈っています。

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このブログを書いた人

命輝

はじめまして。命輝です✨ 私は幼い頃から、心にぽっかり穴があいていました。 また抑抑圧された環境で、私の中のなにかが壊れポロボロになっていきました。 幼少期から食物アレルギーに苦しみ食事制限、部活での体重制限、美を追...

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