過食嘔吐について

過食嘔吐とは、過食と嘔吐を繰り返すことをいいます。たくさんの量の食べ物を食べた後に吐き出してしまうのです。

特に女性に多く、この過食と嘔吐を繰り返すようになってしまうと、吐くことが癖になり、食べたものを体内に留めておくことが苦痛に感じたり、人によっては嫌悪感・恐怖感などがある場合もあります。

過食嘔吐のメカニズム

過食嘔吐になりやすい・過食嘔吐を治療しにくい理由の一つに、ドーパミンがあります。ドーパミンとは快楽物質のひとつで、吐くことによって脳内で大量に発生します。

つまり、嘔吐すると「快感」を強く感じることになるのです。

脳の中には「感情・衝動を鎮める物質」がありますが、過食嘔吐を繰り返すとこの物質がうまく働かなくなってしまいます。そのため「食べたい」という強い衝動を抑えることが出来ずに、さらに強い食欲が生まれることになります。

しかし過食嘔吐に悩む方は食べたこと自体に強い罪悪感が生まれるため、食べたことをなかったことにするため全てを吐き出そうとします。そして吐き終えると、胃はもちろん気分まですっきりして、その気分は「食べて落ち込んでも吐き出せば大丈夫」と、ますます過食嘔吐にはまらせてしまうのです。

過食嘔吐が続くとどうなる?

過食嘔吐が続くと、次第に食べ物を飲み込んだ瞬間に体が食べ物を拒否して吐き出そうとしたり(嘔吐反応)、適量(一人分の食事)を食べようとしても一口食べると止まらなくなって大量の食べ物を食べてしまうことがあります。

そうなると、もはや当事者本人の意志では抑えることができない過食と嘔吐の繰り返しになってしまいます。

吐くことも最初は抵抗がありますが身体が慣れるとだんだんと楽に吐けるようになります。嘔吐が習慣化すると、胃酸の逆流による食道の炎症や酸蝕歯(歯が溶けること)などが起こります。

吐き方はそれぞれで、自分の指を口の中に入れることが最も多いですが、吐きダコができることがあります。他にも、水を大量に摂取したり、下剤を常用する人もいます。しかし下剤の場合も身体が慣れると次第に効果が薄くなり、規定量を超えてしまうことになります。

過食嘔吐に悩む方の多くは、自分が過食嘔吐に悩んでいるということを周囲に知られることを強く恐れます。また、過食をしても嘔吐することになりますので、痩せ・標準体型の方が多いです。そのため周囲の人は過食嘔吐に気が付きにくく、当事者は強い孤独を感じてしまいます。それも、過食嘔吐が治療しにくい理由の一つとなります。

過食嘔吐を治療する方法

過食嘔吐は前述した通り当事者の意志だけで治すことが難しい病気です。日本でも「難病」のひとつとして認定されているほどです。特に精神的な回復は自分ひとりで行うことは困難を極めるでしょう。

しかし、絶対に治らない病気ではありません。比較的はやく専門機関で正しい治療を受けることが重要です。目安は過食嘔吐の常習化がみられるようになってから3年以内とされ、3年以上の長い期間過食嘔吐を繰り返すと、体・心の回復までには、複雑な道のりを歩む可能性が高くなってしまいます。

自己判断でむりやり治療をしてしまうと、回復の兆しが見られずに落ち込み、より過食嘔吐が悪化してしまう恐れもあります。

病院や専門の機関に行くことは大きな勇気が必要となるものです。その勇気を育てられるようになるまでは、自分にとってストレスの少ない生活環境を整えたり、ウォーキングなど規則的な運動をすることによって、過食への衝動を少しでも抑えることができるでしょう。

参考サイト

過食嘔吐の治し方!もう二度と食べて吐くを繰り返さない4つのケア
http://healty-lifestyle.com/kasyokuouto/

過食嘔吐の根本的な自然療法
http://www.onakanaoru.info/kashokuouto.html

なぜ過食嘔吐が止められないのか
http://reymaryya.seesaa.net/article/220245474.html

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