身体と栄養の関係

皆さん、初めましてこんにちは。
新しくリコの笑顔のメンバーに参加させて頂くことになりました、みどりと言います。
新緑の季節がとても好きなので、この名前にしました。
現在、摂食障害はほぼ治ったものの、まだまだ食欲のコントロールに悩まされることも多く、このブログを通して、皆さんと摂食障害に関する悩みや克服するための情報を共有できたらいいなと思っています。
どうぞ宜しくお願いします。

さてさて、ブログの第1回目は摂食障害の時に現われる過度な食欲と身体の関係について書いてみたいと思います。
みなさん、現在を含めてこれまで、どのくらい抑えきれない食欲と戦ってこられましたでしょうか。
私は、もう何度も数え切れない過食衝動を経験してきました。
振り返ってみると、過食症真っただ中の時は、常に何をしていても頭の隅っこでアイスやシュークリーム、菓子パンのことばかりを考えているような状態だったと思います。
普段は我慢しているのに、誰かに傷付くことを言われたとか、疲れが溜まっているとか、ちょっと太ってしまったとか、不安や苛立ちを感じることがあると、それが原因で抑えていた食欲が溢れ出してしまう。
自分の中に、いつもお腹を空かせたモンスターがいて、その存在がいつ暴れ出すのか分かない恐さを抱えていました。
そしてそんな自分は意志が弱く、卑しいからなのだと思い、人に相談することも出来ませんでした。

野菜やコンニャクを胃がはちきれそうになるまで食べて、お腹が一杯のはずなのに、お腹が空いて仕方ない。
この矛盾について少しづつ疑問を感じるようになっていた頃、ある摂食障害のワークショップに参加して分かったことがあります。

それは人間の身体はいくら野菜やコンニャクなどの低カロリー食品でお腹を満たしても、三大栄養素ないし五大栄養素のいずれかが足りていないと、身体が飢餓を感じてしまうということです。
ご存知の方も多いかと思いますが、三大栄養素というのはたんぱく質・脂質・炭水化物のことをいい、これにミネラルとビタミンが加わると五大栄養素になります。
これらが足りていないと、身体は生命の危機を感じ、栄養が足りていた頃以上に、カロリーを欲してしまうそうなのです。

また、エンプティカロリーという言葉はご存知でしょうか。
こちらはハンバーガーやコーラ、ポテトチップスのようにカロリーは高いけれど、栄養素があまり入っていない食品のことをいうのですが、こういった食品ばかりをとっていると、やはり身体はいくら食べていても栄養不足と認識してしまい、もっともっととカロリーの高い食べ物を欲してしまいます。
カロリーが高いものはすぐエネルギーになるため、飢餓を感じている時、余計に身体が求めてしまうのですね。
身体はとても正直で賢いので、ただお腹を満たしただけでは満足してくれません。

ところで第二次世界大戦の1944-1945年に行われたミネソタの飢餓実験というものがあります。
その実験内容は以下のとおりとなります。

ミネソタ大学の飢餓実験
36人の男性を軍役免除と引き換えに、
以下のような環境のもとに観察しました。

(1) 最初の3ヶ月:通常の食事で、それぞれの人柄や行動を観察
(2) 次の6ヶ月: それまでの食事の半分に制限し、
体重が26%減少したところでそれを維持
(3) その後、通常の食事にもどす

(2)の期間中には、全員が食に強いこだわりを示し、
会話も食事に関することが多くなったそうです。
食事の好みも変わり、辛味や刺激を好むようになりました。
イライラして攻撃的になったり、逆に無気力で呆然としてしまう者、
自殺年慮にとらわれる者もあらわれ、
2人は精神病状態を呈していたそうです。

興味深いのは、(3)の通常の食事に戻ってからも、
彼らの摂食行動には異常が残った、という点です。
全員が食に対してコントロールを欠くようになり、
中には1日に8,000~10,000kcalを常に摂取するようになった人もいました。
そのうちの1人は、実験終了後8ヶ月の時点で、
過食と嘔吐の悪習にとらわれていたそうです。

「ミネソタの実験」以降、類似の研究は行われていません。
非人道的だからです。
長期の飢餓状態が心身に与える影響はそれほど過酷だったのです。

いかがでしょうか。
もちろん摂食障害はただの栄養不足だけではなく心の問題や低血糖なども大きく関係しているとは思います。
心のケアにも同時に取り組んでいかないと、正しく栄養を摂っただけでは、改善が難しいこともあるでしょう。
けれども、もし今、お菓子やジャンクなものを過食してしまうという方は、試しに栄養豊富な食べ物を過食する方向へとシフトしてみませんか?
そして、過食嘔吐が止められない方は、サプリメントや青汁、野菜ジュースで構いませんので、身体に必要な栄養素を補給することから始めてみるのもいいかもしれません。
私は以前、様々な食物アレルギーからくる蕁麻疹で薬が手放せなかった時、毎日果物を摂るようにしたら、少しづつ良くなってきたという経験があります。
ビタミンは炎症を抑える作用があるので、それが良かったのではないかと思っています。

どうか、抑えられない食欲を否定しないで下さい。
過食衝動が出た時、それは意志が弱いからでも、卑しいからでもなく、もしかすると身体が栄養を必要としているサインを出してくれているのかもしれません。

食事は毎日のことなので、改善する為には多少時間が掛かりますし、いつも完璧に管理するのも難しいと思います。
逆に完璧を目指そうとすると、少しの失敗が許せなくなり、また過食に走ってしまうことにもなりかねないので、
「失敗して当然、それでも諦めずに頑張っている自分は本当に偉い!」
と必ず褒めてあげてください。

私自身もまだまだ食べ過ぎてしまうことも多く、半年くらい前まではそんな自分を責めてばかりいました。
だからまだまだ試行錯誤の真最中です。

食べ過ぎてしまった日も、その翌日は栄養のバランスが取れた食事に戻すなど長期的な視野で取り組んでいけば、いつか身体が正常な食欲を取り戻してくれるのではないかなと思っています。

大丈夫、身体はきっとあなたの努力に答えてくれる日が来るはずです。
焦らず、慌てず、諦めず、そしてどんなに食べてしまっても、どんなに吐いてしまっても、決して自分を責めないで下さい。

一緒に、少しづつ食事改善に取り組んでいきましょう。

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25歳で抗精神薬を止めたことがきっかけで、ストレスと止まらない食欲に悩まされ、非嘔吐の過食症になりました。 体調も崩し、拒食のような状態も経験しましたが、現在は少しづつ心身のバランスを取れるようになってきています。...

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